コペンハーゲンからストックホルムへ。
地下鉄から地上に出た瞬間に見える、海と街の景色が素敵でハッとする。
ほんとに魔女の宅急便の街みたいー!
着いたのは夕方5時頃だけど真昼のよう。でも週末で雑貨屋などが閉まる時間なので、近くの公園を散歩してみる。
セーデルマルムの街を散歩。高台になっている教会の芝生に日向ぼっこする人たちがたくさん。
写真でよく見るのどかな風景は郊外に行かないと見れないものだと思っていたけど、意外と街中でも見られてびっくり。都会とのバランスがとてもいい環境!
スカッと晴れた空に街並がくっきり。カモメが行き交う。
海に向かって歩いていくと絶景が!ビュッフェスタイルの野外レストランで海を眺めながら夕食。
ストックホルムでもairbnbを利用。ところがこっちも運悪く休日で外出中のホストとの連絡がうまく行かず、鍵の受け渡しで随分待たされることに…。
お部屋はシンプルで素敵だったけど、バスルームのドアの立て付けが悪く、あやうく閉じ込められそうになった事件も…!!
ただ立地がすごくよく、素敵なお店や公園が多い気持ちがいいエリアで、ドア問題がなかったらまたここに泊まりたい…!
お部屋のリネンや食器もかわいい。
こちらはスウェーデンのポスト。
ストックホルムでもやっぱり蚤の市は楽しい!
リンドベリの食器など気になるものがたくさんありすぎて選べず。結局ロールストランドのお皿を2枚だけ購入。
ここでは迷いすぎて逆に決め手がなかった…。日本で買うよりは全然安いんだけど、目新しいもの、ここでしか手に入らないものがなかったからかもしれない。(コペンハーゲンの方が私好みでした。)
中心地からトラムに乗って10分ほどの、ユールゴーデン島へ。
ユールゴーデン島は広大な緑地に、様々な博物館や遊園地、森、動物がいる野外博物館など見処がたくさん。ほんとに気持ちのいい場所。芝生に座って海を眺めているだけで幸せ。
17世紀の巨大な戦艦が見れるヴァーサ号博物館は長蛇の列で断念。見たかった!
ユニバッケンという「長くつ下のピッピ」の世界が体験できる子連れにはぴったりのミュージアムへ。乗り物に乗って物語の中を旅したりと、大人でも十分楽しめ、思いのほか大満喫。
がしかし、楽しすぎて去りがたしの娘と、先へ急ぎたい私でこのあと大論争が…!旅は思い通りには行かないものです。
(結局夫と娘は翌日もここに来ることに…)
のどかな森の中を15分ほど歩いていくと、私が行きたかったローゼンダール・ガーデンへ。
りんごの木が生い茂り、温室があり、花が咲き、カフェやベーカリーがあり…うっとりするような場所。
日曜だったのでかなり賑わっていた。
お庭のカフェでランチしたあと、ショップを物色。全てにおいてセンスが良い。
見渡す景色が童話の世界。りんご園でひなたぼっこしている人も多かった。都心から30分でこの風景!
野菜や花の鉢植えなども販売していた。
スカンセン野外博物館へ。童話ような世界。
ただ、広すぎて足腰が重くぐったりで、ここは1/3もまわれなかった…。また行きたい〜!
昔の農園が再現されていて素敵だった。家の中も見てまわれる。牛、羊、にわとり、くじゃく、ヤギ、トナカイ…など動物たちもたくさん。
昔の学校の様子を少しだけ体験。民族衣装や当時の服装を身にまとった人が解説してくれる。
スウェーデン工芸の白樺細工の欠片でつくる動物の飾りを教えてもらう。
水上バスで移動して旧市街へ。美しいガムラスタンの街並にうっとり…。
迷路のように雑貨屋巡り。
友人がオススメしてくれた雑貨屋さんに、なんと掘り出し物が!!
それが、リサラーソンの鳥の陶板プレート。運命的な出会い。状態も綺麗で思いのほかお手頃だったので嬉しい!
そして蚤の市で買ったロールストランドのエデンのお皿。
ストックホルムで手に入れたお土産。紅茶、マッチ、など。
パッケージがかわいいチョコレートは娘が食べてしまった。
絵本とカード。絵本はあまり目ぼしいものがなかったなぁ…。
旅にはトラブルはつきものだけど、またまたショックだったのはグスタフスベリに行けなかったこと!!
旅行前に予定表をつくっていったにも関わらず、陶磁器博物館の休館日を勘違いしていて、
行く予定の月曜日がなんとお休みだった…ショック!!
でも前日の夜に気がついたので予定を急遽変更、グスタフスベリのアウトレットショップは泣く泣く諦め、
午前中はガムラスタン(旧市街)で買い物、午後は私だけアンティークショップ巡りというプランに。
ここでも不運なことにガイドブックで一番気になっていたお店が跡形もなくなっていた…。(閉店したらしい)
乗り物乗り放題のSLチケットも最終日になぜか紛失…。うーん…。
そんなこんなでアクシデントも多いけど、
結果的にはリサラーソンの鳥の陶板プレートも入手できたし、何より晴れていただけで大満足!
最後は奮発して老舗のスウェーデン料理のお店で、本場のミートボールとサーモン&ワインをいただき、
キャラメル屋さんでお土産を買って、帰路に着いたのでした。
そして最後に(おそらく)成田から吉祥寺までのバスの中でお気に入りの帽子を忘れてしまった…。
旅行中気をつけていたのに…ガーン。
北欧の人は優しい人が多く、道に迷ったり切符の買い方に迷ったりしているとすぐに声をかけてくれてとても親切な印象が。
街はきれいなところもあれば、落書きなど汚いところもあり。
童話のような風景の一方で、地下鉄で寝ている人も。
とにかく何から何まで物価が高いので、ジュース1つ買うのも迷ってしまうほど…。
白夜でしかも週末を挟んだこともあり、街はいつまでも賑わっていた。
部屋もほとんど灯りいらず。むしろ眩しいくらい。
シナモンロールはとにかく食べた。本場の味はスパイスがきいて独特。美味しい。
サーモンやエビなど魚介類も美味しかった。
蚤の市に焦点を合わせて行ったので仕方ないんだけど、
土日を挟んだので定休日のお店が多く残念…。でも蚤の市に行けたのでね。(これが大事)
もし次回行く時もやっぱり蚤の市には行きたい。郊外の蚤の市にも行きたいな。
多分季節が違えば全く表情が違う街の印象になるんだろうな、と思いながら、
またいつかコペンハーゲンとストックホルムに行ける日が来ればいいな。
いろいろリベンジしたい!
その前にVISAで引き落とされた金額が恐ろしいけど…!!